アダルトチルドレンからの回復~失ったものを取り戻す~

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【アダルトチルドレン・不登校・引きこもり】引きこもる小さなアダルトチルドレンたち

不登校になると、大方の子たちが、自室に引きこもるパターンをよく聞きます。

部屋から出てこないという状態ですね。

ひどいと、食事も拒否。

夜中にこっそりコンビニに行って、パン菓子やおにぎりを調達して

朝方寝るという場合も多く見られます。

この引きこもりの状態をあなここ流に考えてみたいと思います。


不登校になったということは、子どもにとって安全な場所が

学校や社会にないと感じているということを頭に置いて読んで下さいね。


子どもたちが自室に引きこもっているということは

自分の部屋しか安全でないということのアピールであり

自分を守るための最低限の場所として選択するのだと思います。

それは、家庭の中のどこも安全でないと感じているということです。

唯一、安全なのは自分の部屋だけということになります。

そして、そこに侵入されることを極度に嫌います。


家庭は子どもにとって、基盤ともなるところです。

そこに壁を作って、本来は安全な場所となる基盤を拒否せざるを得ない、

のっぴきならない状況が家庭において発生していると考えていいかと思います。


このような状態になっても、なお、親たちは

子どもが、どうかしちゃったんではないかと、部屋からいかに引き出すかに

苦慮しているんですね。


この、子どもを心配する風を装って(つもり)、相手を動かそうとする親の態度が、

子どもたちの心を苦しめていることに気が付いて欲しいと思います。

子どもたちの苦しい気持ちを受け取っていない状態を示しています。


しかし、親たちは、自分たちにはなんの落ち度もなく、

子どもがおかしくなったと感じています。

子どもたちは、奪われた自分の意思を返して欲しいと願っています。

気持ちを受け取ってほしいと願っています。

こうして、親と子のズレが生まれ続けていると感じます。


次の段階は、親が講演会やネットで、家庭での対処法を学び

今度は分かったつもりのさまざまな方法論で子どもと対処しようとしていきます。


親の対応は、少し変わっていますので、

子どもたちは、自室から出てきて次第にリビングへと移動してきます。

時々、リビングでゲームをしていたり

母親が作ったご飯を口にしたりできるようになります。
(母親の作ったものを食べないというのは、1つの本能的な抵抗のアピールですね)

*日本神話に黄泉の国に行ったら、そこの食べ物を一切口にしてはならぬとか
食べたら戻れなくなるという、そんな話がありましたが、
「食べ物」(命を繋ぐもの)が媒介となって、黄泉の世界に取り込まれる
ことを示唆しているのではないかと思ったりします。



ここで、失敗しやすいのは、講演会や本や支援機関に相談して

方法だけを行い、親の気持ちと行動、言動が一致していない場合、

この「お家で元気、でも学校へ行けない」状態を長引かせていきます。


子どもは、親の癖をしっかり見抜いていますので

言葉と気持ちが一致していないことは、お見通しですね。


ここをどれくらい短くするかで、

不登校→ひきこもり を防げるかが掛ってくるのではないかと考えています。



防げないまま、引きこもりが長期になり、子どもの年齢が上がってくると

子どもたちには、もうひとつの負荷がかかってきます。


中学、高校時代に価値観の変換・・・つまり

今まで自分が持っていた世界観が学校や社会で通用しなかった部分の

自己変容を求められる時期が、スムーズに移行できれば

ただの反抗期と言われるもので済むのですが、

そして、家庭において、自己変容が出来なかった場合が問題なのでしょう。

(多くを親たちが「変わるべからず」と強いている状態であることに気づいていません)


自己変容には、たえず「作っては壊し」という作業が必要になります。

自己変容=行動して失敗し修正するという心の作業ですね。

しかし、行動したら、失敗する、認められないという思考を植え付けられた子たちは

頭で考えるだけで、なかなか行動に移せなかったりします。

親自身にも同じ思考回路がある場合、

ここを打破するのは、子どもだけの力ではかなり難しいのです。

子どもが行動するためには、大人の軸のぶれない

安心な場所と、行動を促し主軸となる大人の存在が必要になってきます。
(あたふた、おろおろは、論外です)
 
もし、元気な引きこもりから、なかなか進まない場合は、

親側の意識の大きな転換が必要だということになるのではないでしょうか。

社会と家庭の価値観があまりに、かけ離れているということを行動で示しているのが

子どもたちの引きこもりなのだと思います。


もし、親側の変容がなされないまま、成人していけば・・・

子どもは、自分の世界の壁を壊して、

行動し、失敗し、自分の価値観に修正をかけるということが

非常に難しくなります。

自分の通用する世界でしか生きていくしかなくなります。


さらには、一般的にうまくやれてる同世代の子たちの存在も

自らを打ちのめす材料になります。

さらには、世間の「いいかげん、甘えてないで働けば?」とか

「大人になったんだから、一人前な行動をしろ」とか

圧力もかかってくるわけです。


その中で、家族の助けもなく、安心できる場所も狭まり、

行き先がなくなった子どもたち・・・

心は、不登校が始まった時から、止まってしまっているのに

身体的な大人としての行動を求められるのは、大きな負荷になりますね。


小手先では通用しなくなります。

子どもたちが、安心して、行動し、失敗し、修正をかけられるように

親が安心の基地になることは必須ではないかと感じます。


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| 未分類 | 11:45 | comments:5 | trackbacks(-) | TOP↑

この記事は非常に参考になります。
私は成人のニート、ほとんど引きこもりの状態だからです。
でも、親が本当の意味で変わらない場合、子供は回復することはないんだとこの記事は言っている気がします。

しかし、日本の引きこもりやニート、その他アダルトチルドレンの問題というのは、親が本当の意味で変わる気がない、よって変わらないからこそ、起きている問題だと思うのです。

親への啓蒙も大切でしょうが、親が本当の意味で変わらない場合、子供がどうしたら良いか教えて下さい。。

| 風 | 2012/09/13 00:09 | URL | >> EDIT

Re: タイトルなし

はじめまして^^風さん

コメントありがとうございます。

私も風さんと同じように「変わらない親」を持つ子どもです。
少々、年食ってますが^^;

そして、アダルトチルドレンとして親への恨み、
生きづらさで長い間苦しみました。

回復のプロセスの中で、子どもの不登校という経験から、親が変わった方が、
子どもたちに負荷が少なく一番近道だと感じたのですね。

クライエントさんの9割が不登校の親ごさんということもあって
現在は、このような記事を書いていますが・・・

>どうしたら良いか教えて下さい

親が問題意識を持っていない場合は、本当に・・・残念なことですが
親を諦めて自分が変わるしかないと感じます。

自分を見つめなおし、自分の歪みと向き合うという点では、
20代でも50代でも60代でも
「私が変わりたい」と決意したところから始まると思っています。

具体的には、ブログトップの「はじめに~このブログの読み方」に
あなここ運営のブログをリンクしていますので読み込んで
参考にして頂ければ幸いです。

| りんりん | 2012/09/13 03:02 | URL |

お返事ありがとうございます。

不登校、引きこもりを経験しないアダルトチルドレンもいますよね。
実際、私の兄弟や友人がそうです。

私のような人、尚且つ親が本気で変わる気がない場合でも、回復は可能なんでしょうか。実際に回復した人はいますか。
上記のようなアダルトチルドレンと回復方法は異なりますか。

こんなことを聞くのは、今まで読んだ心理学の本の知識だけでは私の問題は解決しなかったからです。(勿論しようとしましたが…)
兄弟や友人を見ていると、不登校→引きこもりの私は回復などできないのかもしれないと思ったのです。
同じアダルトチルドレンでも自分と彼らが抱えたものの違いを感じていました。

この記事に惹かれてコメントしました。
この方やその仲間の方なら何か知っているかなぁと…。
突然のコメント、すみませんでした。

| 風 | 2012/09/13 14:39 | URL | >> EDIT

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

| | 2012/11/09 20:51 | |

初めまして

メールを直接 送らせて頂きました。

よろしくです<m(__)m>

| りんりん→saharaさんへ | 2012/11/10 12:38 | URL |















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